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『Why Buy Roses in February?』

真っ赤なバラはロマンスの象徴であり、情熱の代名詞、ひいては愛そのものとも言える存在。バレンタインデーに相応しい花と言われれば、誰もがバラを思い浮かべるのではないでしょうか。

今年のバレンタインデーに向けて、マルベリーでは、SSAW Collectiveが毎年実施している『Why Buy Roses in February?』キャンペーンにパートナーとして参加します。このキャンペーンは、旬を外れた花を輸入することが環境に与える負荷について啓蒙し、花を購入したり、贈ったりする際に、より季節感を重視したエシカルなアプローチをとることの重要性を主張するものです。

SSAW Collectiveは、シェフ、生産者、花卉販売業者が集まり、食と花のシステムにプラスの変化をもたらすことを目指すコミュニティ。透明性のある調達と、旬の農産物・花卉の選択を提唱し、各業界において自然環境保全運動を進めることができるよう、より配慮のある働き方の推進に取り組んでいます。

少なくとも英国は、一年中バラが育つ環境条件にはありません。その結果として、毎年バレンタインの時期には、800万本のバラが輸入され国内に流通します。重量にして570トンにも及ぶこれらのバラの調達先は、主にオランダ、ケニア、エチオピアとなっており、栽培に際して多くのエネルギー、水、農薬を必要とするだけでなく、膨大な二酸化炭素排出の原因にもなっています。

SSAW Collectiveが行っているトレーサビリティへの取り組みはまさに、農場から工場、そして売場に至るまでのサプライチェーンにおける透明性を「Made to Last」のマニフェストの中核に据えるマルベリーの姿勢と共通するもの。今回マルベリーのキャンペーンでは、SSAW Collectiveがエシカルな方法で調達した旬の花々を使用しています。